2016年2月25日木曜日

Youtube上の日本各地の節分・追儺で考える 方相氏

今回、箱根神社の節分祭をみてきたんですが、そうすると私の所にも関連動画として各地の節分祭/追儺式の動画がおすすめされてくるので見てみますとなかなか興味深いものばかりがそろっているので分類の上ご紹介していきます。

まず追儺式の原始的な基本形を説明しておきます。

先頭に方相氏。戈(ほこ)と盾を持ち後ろに多くの家来を連れて悪鬼を追い払う。のです。

ここでいう悪鬼は実在しません。目には見えないモノなのです。

で方相氏とは


                    先頭の赤い顔のこの方ですね。
(画像引用元 ウィキメディアコモンズ https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9d/Tsuina_of_Yoshida_shrine.jpg)
中島荘陽の昭和初期の作品。

角すら生えています。まるで赤鬼ですが、この方を鬼ではなく方相氏足らしめている特徴が三か所。

目が四つ。        

絢爛豪華な衣装。

戈と盾。


一番重要なのは目が四つ。という点です。




この方が先頭に立って目に見えない悪鬼、疫鬼を祓い清める訳ですが、この追儺が鬼遣らいとして下々へ伝播する間に鬼として誤認されいつしか祓われる対象へと零落してしまったのが、「鬼は外」と豆をぶつけられる鬼なのです。


画像引用元ウィキメディアコモンズ
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Oni2WP.jpg
では豆をぶつけられる鬼の特徴は、

巻き毛。

基本、半裸。

腰に虎の皮を巻いている。もしくは虎皮の褌。また近年は「鬼のパンツ」と表現されることもある。これは仏教の地獄の獄卒の姿が混入されています。虎皮の下帯は艮(うしとら)の方角が“鬼門”だから、のようです。




鬼の方は、虎皮の下帯。が一番重要になります。
↓ この方は正確には宇宙人ですがまぁそういう事です虎皮の下帯が鬼を鬼たらしめると。
リンク(http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%86%E3%82%8B%E6%98%9F%E3%82%84%E3%81%A4%E3%82%89+%E3%83%A9%E3%83%A0&aq=1&oq=%E3%81%86%E3%82%8B%E6%98%9F%E3%82%84%E3%81%A4%E3%82%89&ei=UTF-8)

では方相氏が明確に保存されている追儺式からご紹介します。


京都平安神宮





このサムネイル ↑ に映っているのは眼が四つあるのに方相氏ではなく鬼のようです。これはこれで興味深いですね。平安神宮の方相氏はこちらになります↓



この画像には動画の該当する場面のリンクを埋め込んでますので急ぐ方はこちらをどうぞ。動画中「オニヤロー」と叫んでいるのは「鬼野郎」ではなく「鬼遣らう」と思われます。



京都吉田神社


こちら、吉田神社では方相氏と鬼の両方が登場します。

式典に解りやすいように鬼を追加した形ですね。


この勧善懲悪の形式は日本の映像作品によくみられる超人が悪人を懲らしめるというパターン化されたストーリーに継承されているような気がします。


次は鬼が災いを祓う形式について紹介します。





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