2014年12月25日木曜日

東京駅八重洲口地下街のそのさらに下に埋まってるモノ。

東京駅が開業してから、先日12月20日に100年を迎えたそうですがJR東日本が記念の特製Suica限定1万5000枚を、深い考えも無しに東京駅のみで販売しようとして大混乱を引き起こしてしまったようですね。図らずも、最近の鉄道駅で流行りの大罵声大会開催となったようで。


大罵声大会というと通常改札内のプラットホーム上でそのとき注目を集める廃止される列車の撮影に伴ってある種の社会不適合者の群れによって引き起こされる偶発的な騒乱なんですが、今回のそれはJR東日本によって企画された記念商品の販売という燃料が東京駅のみでの販売という気体とかき混ぜられて可燃性混合気となった後、9千人の群衆の殺到で圧縮され「本日の販売は中止とさせていただきます」という一言で着火してひきおこされたものでしょう。しかも改札外で。



                               
                               

さながら東京駅開業100周年記念大罵声大会 於、東京駅丸の内南口改札外。主催JR東日本。

東海道新幹線を所管するJR東海側の駅長以下の人員はどう思ってるんですかね?
「ケケケ、ざまあカンカン」なのか、あるいは
「んーむ、ヤバいヤバいこのあいだの10月の新幹線50年でウチが八重洲でやっちまったかもしらん。」

どっちでしょうね?
そうそう、今年はね新幹線50周年もあったんですよ。東海は自らは記念品は出してないような気がします。
「今日は50年の節目だから絶対問題起こさないぞ!」だったんでしょうか。ああ、スペシャルWebサイトはありますな。
この程度でいいんですよ、実際。

でもまぁ、今八重洲口一帯はリニューアルでこんなにおしゃれになってますよ。東海道新幹線50周年記念事業といえなくもないですな。

東京駅八重洲口1
東京駅八重洲口2

以前は黒い煉瓦みたいなのがドンと横たわっていてその向こうに新幹線が見えるだけの無機質な駅舎だったのにね。

八重洲口一帯は新幹線開業以来昭和の高度成長期に地上もそこそこ開発はされているんですが、低地で洲の字が当てられてる位で地盤も弱く地盤改良を先行させて地下街を形成してから上にのばしたんでしょうね。地下に結構面白いものが埋まってます。まず最近とみにメジャーになりつつある首都高速八重洲トンネル。外堀通りの地下、八重洲地下街の南北に通っている地下街の下に下に埋まってます。これは1973年に開通してます。八重洲地下街は二重構造になっていて東西に延びる八重洲通り下は地下街の下に駐車場が広がってます。

同レベル深度にある首都高速八重洲トンネルと八重洲駐車場の境目にこの両者は面白いモノを作りこんであったんですよそがこれ。八重洲乗客降り口。(ウィキペディアのリンク付き)


                                 
しかも首都高速側からの一方通行で、扉の向こうへ出たら戻れないだとさ。


んー…。
そうかそうか、じゃあ、出てみるか。


                                 
なんだかどこぞの地下鉄の廃駅みたい。

いや最近実際見たな。…。


あれだ。京成の博物館動物園駅跡。
         

                          


違う点は八重洲乗客降り口はまだ活きてる事だ。博物館動物園駅跡もまだ活きてはいるがそれは資材置き場としてだ。八重洲乗客降り口は当初の目的通りに活きていて車両の乗り入れ自体はなんらの問題も生じない。合法なのだ。
廃墟感たっぷりの現役の施設。こんなモノがおしゃれに生まれ変わった東京駅八重洲口の地下の最下層に静かに埋まっている。


東京の暗部…。一つ。




 こちらには他にも関東地方の旅行に役立つブログがございます。


関東旅行 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿